新任管理職研修は言語化から始めるべき理由!成功するリーダーへの第一歩

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新しく管理職やマネージャーのポジションに就任すると、それまでとは役割や期待されることが大きく変わるので、困惑することも多くあります。
「これまでプレイヤーでやっていたときほど、自分の能力が発揮できない…」
「部下とコミュニケーションがうまくとれない」
など、さまざまな悩みが生まれるものです。実は、多くの新任管理職が同じ壁にぶつかっています。

管理職に求められるのは、個人の成果ではなくチーム全体を導き、成果を最大化すること。
そのために必要なスキルやマインドセットは、自然に身につくものではありません。そこで役立つのが、「新任管理職向け研修」です。

本記事では、研修が必要な理由や研修で学ぶべきポイントについて、詳しく解説します。

新任管理職研修が必要な理由

新任管理職研修の目的

新任管理職研修では、新任管理職の方がなるはやで組織に貢献できるようになるために、「管理職に求められること」について幅広く学習します。
管理職に求められることは多岐に渡り、組織運営についてやマネジメントの方法、労務や人事評価に関する知識など、たくさんの責任が伴います。これをすべて急に実践でこなすのは、難しいですよね。
さらに管理職は部下を率先する立場であり、新任といえどあたふたしていたら、部下は不安を覚えてモチベーションが下がってしまいます。

仕事が多すぎる上にやり方が分からない。さらに部下からも信頼を得られない。
これでは、新任管理職のメンタルが壊れてしまう可能性があります。

そうならないために、管理職に必要なスキルやマインドについて学習するのが、新任向け管理職研修の目的になります。

新任管理職研修で得られるメリット

研修を受けると、
・「管理職に就任したけど、何をすればいいのか分からない」
・「部下とどう接すればいいか分からない」
といった不安を解消することができます。
管理職に必要な知識やスキルを学べるほか、管理職として働く際のマインドについても学習できるので、新任の自信に繋がるはずです。

研修では組織運営や部下育成、目標達成など、新任管理職が直面する課題を解決するための具体的な手法を習得できます。
また、管理職としてのマインドやリーダーシップを発揮するための基盤を築けます。

メリットを最大限に活用するためには、現状どんな課題があるのかをしっかり言葉で明確にし、それを解決できるような内容の研修を選ぶ必要があります。

新任管理職研修研修内容一例

管理職の役割

組織における管理職の役割を理解し、求められる責任を明確にします。
以下が、管理職の役割の一例です。
・組織の目標達成に向けて部下を指導・育成し、組織を運営する
・部下の能力を最大限に引き出し、チームワークを促進して組織全体のパフォーマンスを向上させる
・組織の代表として、社内外の関係者との良好な関係を築く

プレイングマネージャーとして、自らも業務をこなしながらチームを率いることが求められるため、時間管理能力や優先順位付けのスキルも不可欠になります。
それらのスキルやリーダーシップについても、研修で幅広く学べるのが理想です。

部下育成のための指示方法

部下を育成するための方法についても学びます。
分かりやすく伝わりやすい指示を出す方法や、成長に繋がるサポートの方法、評価の方法など、部下がいるからこそ必要な項目について、理解を深めておきましょう。

特に新任の管理職が悩むポイントが、「部下との接し方」です。
まだ信頼関係ができていない状態で、指示を出したり指導を行ったりしなければならないので、「正直やりにくい…」と多くの人が感じます。0から関係を築いていくために、どのような接し方をすればいいのか知識をつけておきたいところです。

組織のマネジメント方法

組織のマネジメント方法には、目標設定や計画立案、組織化、指揮、統制などが含まれます。

目標設定においては、組織全体の目標を明確にし、各部門やチーム、個人に仕事を割り当てる必要があります。
そのための策略の立て方やコツについて学びましょう。
そして部下を指導・鼓舞することも、マネジメントにおいては重要です。

研修を成功させるためにまずおさえたい「言語化」

頭の中で考えていることや相手に伝えたいことを、明確に言葉にするスキルが「言語化」です。
言語化は、ビジネスコミュニケーションの場面で必ず必要になる、重要なスキルです。研修で学んだことを実際の現場で活かすためには、まずは言語化できるようになることが求められます。

新任の管理職は、「自分の役割がハッキリしない」「部下への指示方法や叱り方が分からない」など、さまざまな問題で行き詰まりやすいです。
これらを解決するためのカギになるのが、言語化スキル。
上司に現場の声を伝えるときも、部下に会社の意向や指示を説明するときにも、誤解のないように分かりやすく伝えるためには、正しく言語化できることが第一に必要になります。

どのような伝え方をすれば正しく伝わるのか。
例えば「根拠を明確に示す・具体的な数値を出して指示を出す」など、言語化にはある程度フォーマットやコツがあります。それらを意識して伝えられるようになれば、新任管理職研修の効果をより一層高めることができるはずです。

まとめ

研修では単に知識を詰め込むだけでなく、管理職としてのマインドやリーダーシップの向上などへの理解も深めます。そして、どんな場面でも必要になるのが「言語化」のスキルです。コミュニケーションの基本になるので、日頃から意識して身につけていきましょう。

新任管理職研修は、組織の未来を担う人材を育成するための重要な投資です。
本記事で紹介した内容を参考に、自社に最適な研修を探してみてくださいね。

この記事を書いた人

木暮太一 写真

木暮太一

(一社)教育コミュニケーション協会 代表理事・言語化コンサルタント・作家
14歳から、わかりにくいことをわかりやすい言葉に変換することに異常な執着を持つ。学生時代には『資本論』を「言語化」し、解説書を作成。学内で爆発的なヒットを記録した。ビジネスでも「本人は伝えているつもりでも、何も伝わっていない!」状況」を多数目撃し、伝わらない言葉になってしまう真因と、どうすれば相手に伝わる言葉になるのかを研究し続けている。企業のリーダーに向けた言語化プログラム研修、経営者向けのビジネス言語化コンサルティング実績は、年間200件以上、累計3000件を超える。

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