「考えていることが言葉にならない」を解決する言語化トレーニング方法【3週間で変わる】

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自分の頭の中にあるものを言葉にできない。そんな悩みを抱えている人は意外と多いものです。「何か言いたいことはあるんですが……」と言葉に詰まってしまったり、会議で発言しようとして最後まで手を挙げられなかったり。でも、これは練習で確実に改善できる課題なのです。

なぜ言葉にならないのか

言葉にならない原因は、大きく分けて3つあります:

  1. 自分の考えが整理できていない
  2. 相手の反応を過度に気にしている
  3. 完璧な表現を求めすぎている

ぼくが研修を担当している、ある企業の営業部メンバーは、こんな悩みを話してくれました。「頭の中では商品の良さが分かっているのに、お客様の前に行くと上手く説明できません。焦って余計に言葉が出てこなくなってしまうんです」

Week1:まず書き出すトレーニング

1週目は、とにかく書き出すことから始めます。話す前に書くのです。

朝の5分間ワーク

  • 今日話したいことを3行で書く
  • 誰に何を伝えたいのかを明記する
  • 完璧を求めない

このトレーニングを実践した新入社員のメンバーは、すぐに変化を感じるようになりました。「最初は『こんな文章では……』と悩んでいましたが、とにかく書くことに集中したら、少しずつ自分の考えが整理できるようになりました」

Week2:パターン化のトレーニング

2週目は、よく使う表現をパターン化します。

基本の3ステップ

  1. 結論:「私は○○だと考えます」
  2. 理由:「なぜなら~~だからです」
  3. 提案:「具体的には△△をしてはどうでしょうか」

たとえばこういう文章を書きます。
「私は新商品の発売時期を延期すべきだと考えます。
なぜなら現在の市場調査では顧客ニーズが明確になっていないからです。
具体的には、来月末までに追加調査を実施してはどうでしょうか」

Week3:即答トレーニング

3週目は、質問されたことにすぐ答える練習をします。

日常的な質問から始める

  • 「休日は何をしましたか?」
  • 「好きな食べ物は?」
  • 「最近見た映画は?」

これらの質問に対して、必ず3つのことを答える習慣をつけます:

  1. メインの答え
  2. その理由
  3. 具体的なエピソード

実践的なトレーニング方法

1. 録音して聞き直す

スマートフォンで自分の話を録音し、以下の点をチェックします:

  • 言い淀みの頻度
  • 文章の完成度
  • 話の流れ

2. 時間を区切って話す

1分間スピーチを毎日練習します。テーマは:

  • 昨日の出来事
  • 最近気になるニュース
  • 自分の趣味について

3. 相手を決めて練習

信頼できる同僚や上司に協力してもらい:

  • 実際の会議を想定した発言練習
  • フィードバックをもらう
  • 改善点を確認する

トレーニングの効果を高めるコツ

1. メモを活用する

  • キーワードを箇条書きにする
  • 話す順序を数字で示す
  • 具体例を書き留める

2. 練習相手を見つける

  • 同じ悩みを持つ同僚と組む
  • オンライン練習会に参加する
  • 家族に協力してもらう

3. 小さな成功体験を積む

  • まずは1対1の会話から
  • 少人数の会議で実践
  • 徐々に場面を広げる

言語化が上手くいかない時の対処法

1. 焦らない

  • 深呼吸をする
  • メモを見直す
  • 一度話を止めてもいい

2. 言い換えを試みる

  • 別の表現を探す
  • 具体例を出す
  • 比喩を使う

3. 正直に伝える

  • 「少し整理させてください」
  • 「言葉が見つからないので、書かせてください」
  • 「具体例を出しながら説明させてください」

成功事例から学ぶ

これを3週間続けるだけで効果を実感できます。

「最初は会議で全く発言できませんでした。でも、事前に書き出す習慣をつけ、パターン化された表現を練習していくうちに、少しずつ発言できるようになりました。今では毎回必ず1回は発言するようにしています」

まとめ:継続が重要

言語化の能力は、必ず向上します。大切なのは:

  1. 毎日続けること
  2. 完璧を求めないこと
  3. 小さな進歩を認めること

まずは今日から、できることから始めてみましょう。きっと3週間後には、確実な変化を実感できるはずです。

この記事を書いた人

木暮太一 写真

木暮太一

(一社)教育コミュニケーション協会 代表理事・言語化コンサルタント・作家
14歳から、わかりにくいことをわかりやすい言葉に変換することに異常な執着を持つ。学生時代には『資本論』を「言語化」し、解説書を作成。学内で爆発的なヒットを記録した。ビジネスでも「本人は伝えているつもりでも、何も伝わっていない!」状況」を多数目撃し、伝わらない言葉になってしまう真因と、どうすれば相手に伝わる言葉になるのかを研究し続けている。企業のリーダーに向けた言語化プログラム研修、経営者向けのビジネス言語化コンサルティング実績は、年間200件以上、累計3000件を超える。

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